3種類の
媒介契約
はどれを
選べばいい?
シンさん(仮名)
年齢:60歳
職業:無職
物件:マンション
場所:都心部
交通:駅歩5分
売却理由
営業職をやっていたが、先月定年退職した。現在は仕事もしておらず時間に余裕がある。これからの老後の生活は市街地の混みごみした場所ではなく、郊外の静かな場所で暮らしたいと住み替えを検討中。 新しい家は退職金で買えるので、今のマンションの売却は急いでないが、ご近所とはあまり仲が良くないので周囲に知られずに売却をしたい。
シンさん(仮名)
年齢:60歳
職業:無職
物件:マンション
場所:都心部
交通:駅歩5分
売却理由
営業職をやっていたが、先月定年退職した。現在は仕事もしておらず時間に余裕がある。これからの老後の生活は市街地の混みごみした場所ではなく、郊外の静かな場所で暮らしたいと住み替えを検討中。 新しい家は退職金で買えるので、今のマンションの売却は急いでないが、ご近所とはあまり仲が良くないので周囲に知られずに売却をしたい。
➀市街地、駅チカなど、欲しい人がたくさん居るエリアはすぐに売れる。
➁一般媒介契約で複数社と契約をしても各社が積極的に販売活動をしてくれる。
買い手が沢山居るので、複数社に売却をお願いしても高値での売却を目指せます。
➀一般媒介契約は不動産会社側に活動状況報告義務がないので、自分から問い合わせる必要がある。
➁複数の不動産会社と媒介契約を結んでも、販売活動の状況を管理する余裕がある。
会社とのやり取りに慣れていて、時間に余裕がある人に向いています。
➀一般媒介契約にはレインズへの登録義務がないため、売りに出されている事はわからない。
➁周囲に知られずに売却活動を行う場合は、チラシやホームページ等に掲載することができない分、売却するまで時間がかかる。
住まいは別に持っている、資金に余裕がある人に向いています。
ナオキさん(仮名)
年齢:48歳
職業:会社員
物件:戸建て
場所:地方・郊外
交通:自家用車
売却理由
妻と離婚をした。20代で家を購入したが、当時手が届く値段の新築が街外れの不便な所しかなかった。近くに駅やバス停も無く、車がないと生活できない場所にあるが、財産分与もあるので早く売却したい。 家族はすでに別の場所に住んでいるが、仕事と離婚調停で忙しく不動産売却に手間をかけたくない。
ナオキさん(仮名)
年齢:48歳
職業:会社員
物件:戸建て
場所:地方・郊外
交通:自家用車
売却理由
妻と離婚をした。20代で家を購入したが、当時手が届く値段の新築が街外れの不便な所しかなかった。近くに駅やバス停も無く、車がないと生活できない場所にあるが、財産分与もあるので早く売却したい。 家族はすでに別の場所に住んでいるが、仕事と離婚調停で忙しく不動産売却に手間をかけたくない。
➀人気エリア外だと買い手が少ないので、宣伝活動をしっかりしないと買い手が現れない。
➁築年数が経過していて、場合によってはリフォームが必要なため売りにくい。
1社で積極的に売却活動してもらった方が良い条件で売却できる可能性が高くなります。
➀媒介契約の中でも、専属専任媒介契約と専任媒介契約が早く売却できる傾向にある。
➁自分で見つけてきた買い手とも取引が認められている。
早く売却したいなら買取がオススメです。仲介よりも買取額は下がってしまいますが、最短1週間で売却可能です。
➀不動産会社とのやり取りが最小限で済む。契約可能な不動産会社が1社に限られるため、窓口を一本化できることが特長。
➁専任のため、不動産会社が売却活動を積極的に行ってくれやすい
仕事などで忙しい方は、専任媒介契約でお任せする方法が向いています。
ユリコさん(仮名)
年齢:57歳
職業:医療従事者
物件:戸建て
場所:地方・市街地
交通:駅歩25分/車
売却理由
親が他界し、遺産相続をした。自分は別の場所に住んでいるので実家は売却したい。正職員・役職者で仕事が忙しいため早く済ませたいけれど、心配性だし思い出が詰まった実家なので、販売活動状況は頻繁に把握しておきたい。 今まで医療の勉強しかしてこなかったから、不動産の事は全くわからないので全て不動産会社にやってもらいたい。
ユリコさん(仮名)
年齢:57歳
職業:医療従事者
物件:戸建て
場所:地方・市街地
交通:駅歩25分/車
売却理由
親が他界し、遺産相続をした。自分は別の場所に住んでいるので実家は売却したい。正職員・役職者で仕事が忙しいため早く済ませたいけれど、心配性だし思い出が詰まった実家なので、販売活動状況は頻繁に把握しておきたい。 今まで医療の勉強しかしてこなかったから、不動産の事は全くわからないので全て不動産会社にやってもらいたい。
➀不動産売買に関わる業務を一任できる為、1社のみとやり取りを行うので手間いらず。
➁販売活動状況を1週間に1回以上報告する義務があるので、こちらから不動産会社に連絡しなくても活動状況を知ることができる。
手間をかけずに販売活動状況も把握したい場合は、専属専任媒介契約が向いています。
➀複数の不動産会社と契約をしてやり取りを自ら行うのは、多少の知識があった方が良い。
不動産売買のやり方を知らない方でも、売却までのプロセスを不動産会社に任せることができるので、安心して不動産売買を行う事ができます。
➀専属専任媒介契約の場合、売却に成功すれば不動産会社は仲介手数料を確実に得られることから、どこの不動産会社も積極的に販売活動を行っている。
契約締結日から5日以内にレインズに登録する義務もあり、多くの人に物件情報を知ってもらえるので、早く売れる可能性も高いです。
宅地建物取引業者が、不動産を売却しようとする者又は売買の当事者の双方との間で締結する契約です。 不動産会社が不動産売買契約の当事者の間に立って、売買契約の成立に向けてあっせんすることを内容に記します。
不動産会社に売却を依頼する場合の契約の種類やサービス内容、報酬額となる仲介手数料などが明確に記載した書面。国土交通省が定めた「標準媒介契約約款」に基づいて作成されるのが一般的です。
媒介契約の種類、物件の内容、不動産会社の業務と義務、契約の有効期間、レインズへの登録の有無、手数料などの内容が明確に記載されます。
国土交通大臣から指定を受けた不動産流通機構が運営しているネットワークシステム。 不動産会社は会員になってこのシステムを利用しており、売りたい・貸したい不動産情報の登録、および買いたい・借りたい不動産情報の検索ができます。
どれを選ぶか迷っている場合は、専任媒介契約で様子を見るのもおすすめです。専任媒介契約は、一般媒介契約と専属専任媒介契約の中間なので、契約する人も多いです。 条件が良く、時間をかられるなら一般媒介契約、売却を急ぐならば専属専任もしくは専任媒介契約がおすすめです。