家の査定と
チェック
ポイント
について
物件を訪問せず、類似物件の売買価格や市場状況などのデータで価格を算出する方法。
短時間で査定額がわかります。
不動産会社が現地を訪問し、実際の物件状況を踏まえて総合的に算出する方法。
精度の高い売却査定価格がわかります。
築20年を過ぎると家の価値が急激に下がってしまいます。
築30年を超えた物件は一般的に「古家付きの土地」として土地のみの価格で取引されます。
内装に目立った傷がない家でも、目には見えない部分は築年数の経過とともに劣化が進むため、自動的に査定額も低くなります。
部屋の間取り、使いやすさ、生活導線がすっきりしているかなどを見ます。
他には壁紙やフローリングの劣化状況、雨漏り跡や木部の腐食がないか、シロアリ被害の有無などの確認をします。
水回りのチェックは、キッチン、お風呂場、洗面化粧台などの水回りの設備のグレードや保存状況を見ます。
屋根や外壁の塗装が剥がれていないか、破損箇所がないかを見ます。築年数が古い家は、木部が腐食している箇所も出てくるので査定額に大きく影響します。
また、水平器等を使って建物の傾きも確認します。建物の傾きは窓や扉の開閉に影響するので、傾きが明らかな家は売却できないことがあります。
家を売るときは、建物と土地を分けて査定額を算出します。土地の査定額は面積や形状によって変化します。広くて使いやすい形をしている土地は評価が高く、狭い土地では、建築基準法の関係で再建築する際に建てられる家に制限が出るので評価が下がります。快適な生活空間を決める要素として日当たりや眺望も調査します。
人気エリアであるか、近くに公共交通機関や病院などがあるかなども評価のポイントです。その他、周辺にあるとポイントが高いのは大型商業施設などです。逆に評価が下がってしまう施設というと、ゴミ処理場や火葬場、墓地などが上げられます。このような施設があると、駅やバス停から近くてもマイナスになってしまうこともあるでしょう。
登記簿謄本の所有者と売主が同一人物かの確認をします。もし、売主と登記簿謄本の所有者が異なる場合には、すぐに所有権移転登記を行うようにして下さい。
他には、境界は確定されているか・越境はどのような状態になっているかを確認します。境界が確定すると、越境の有無も確定します。